田中圭、「あな番」“翔太”は嫌われ者? 「わからないでもない」と納得

2021年12月10日 20:12


原田知世と田中圭
原田知世と田中圭

2019年に放送され、ネット上で考察合戦が過熱したテレビドラマを映画化した「あなたの番です 劇場版」が12月10日、全国353スクリーンで封切り。東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで初日舞台挨拶が行われ、主演の原田知世田中圭、共演する西野七瀬横浜流星浅香航大奈緒竹中直人木村多江生瀬勝久佐久間紀佳監督が勢ぞろいした。

主演を務めた原田は「こうして皆さんを前に、ご挨拶できる日が来るなんて、こんな幸せはありません」と満面の笑み。「ここまで導いてくださったのは、応援していただいた皆さん、おひとりおひとりの力です。わたしたちも恩返しの気持ちで臨みましたし、今はプレゼントをお渡しできた気持ち。ありがとうございますのひと言で、感謝しかありません」とファンで埋め尽くされた客席に感謝を述べていた。

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妻を演じた原田の言葉に、田中も大いにうなずき「僕もうれしいです」。司会者から「取材の場で、『同じタワマンにいたら、嫌なのは誰か?』という質問が出ると、キャストの皆さん、大半が(田中演じる)翔太と答えていた」と伝えられると、「えっ、そんなに嫌われていたんですか?」と一瞬驚きつつも、「わからないでもない。もめ事も起こすし、余計なことし過ぎですよね」と納得の表情。「暴走しなければ、もうちょっと違う解決策もあったかも」とさらなるパラレルワールドに思いをはせた。

また田中は、劇場版で横浜と初共演する原田からアドバイスを求められたといい「印象を聞かれて、いい子ですけど、それだけじゃ面白くないと思って。原田さんに『一度めっちゃキレてください』って(笑)。怒られてテンパった流星の姿が見たかった」と悪魔のほほ笑み。もちろん、原田が横浜に“キレる”ことはなく「お芝居が完ぺきでしたから」と振り返った。

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思わぬ裏話に苦笑いの横浜は「皆さんの前に立つのが久しぶりなので、感無量です」と感激した様子。「たくさんの人に届いてほしいですが、ネタバレは控えてほしいです」とアピールした。また、西野は「今日は公開日ということで、日付が変わる瞬間を見届けた。誕生日でもそんなことしないのに」と映画の“出航”に興奮しきりだった。

都内マンションで繰り広げられる“交換殺人ゲーム”に巻き込まれた新婚夫婦・菜奈(原田)と翔太(田中)の運命を描いた同名ドラマの映画版。テレビ版に引き続き秋元康が企画・原案を手がけ、「もしもマンションの住民会に出席したのが妻ではなく夫だったら?」「交換殺人ゲームが始まらなかったら?」というパラレルワールドのもと、菜奈と翔太の船上ウェディングパーティーを舞台に、逃げ場のない新たな連続殺人事件が巻き起こる。

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