「レッド・ノーティス」ハリウッドスター3人の友情関係を反映 旧知の仲だからこそ作り出せた作品の秘密

2021年11月17日 14:00


大人の遊び心たっぷり!
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Netflixで配信中のオリジナル映画「レッド・ノーティス」に主演するドウェイン・ジョンソンガル・ギャドットライアン・レイノルズ。敵対関係にある役柄を演じた3人だが、実際はそれぞれが数年来の仲の良い友人であり、キャラクターの中にも3人の友情関係が反映されていることを明らかにした。

レッド・ノーティス”とは、インターポール(国際刑事警察機構)から、世界の最重要指名手配犯を逮捕するためにのみ発令される特別な国際手配書のこと。重大な犯罪者を追うFBIのトップ捜査官ハートリー(ジョンソン)は、壮大な美術品泥棒計画を仕掛ける、世界最高の詐欺師ノーラン(レイノルズ)と、凄腕の大泥棒ビショップ(ギャドット)と出会い、“とある理由”から手を組むことになる。

本作で主演を務めたのは、「ワイルド・スピード」「ジュマンジ」シリーズなどに出演のジョンソンと、DCコミック作品の人気スーパーヒーロー「ワンダーウーマン」で知られるギャドット、そして「デッドプール」で知られるレイノルズと、それぞれハリウッド大作の主演を務めてきた3人。

ありとあらゆる手段を用いてお互いを嵌め合おうと画策していく3人だが、レイノルズはプライベートでの関係性について「ガルとは10年、ドウェインとは20年以上の仲で、僕がこの作品を選んだのはこの2人と共演できるということが理由だよ」と、作品とは真逆の仲であることを説明。

ギャドットも、「ワイルド・スピード」シリーズ以来の共演となるジョンソンと現場で再会した際、「バスケ選手みたいにチェストパンプしたの(笑)」と、2人の仲の良さが伝わるやりとりがあったことを茶目っ気たっぷりに明かしている。

また、レイノルズは「この作品の狙いは、ドウェインとガルと僕の本当の友情関係が映し出される事だった。僕たちには撮影外でも本当の友情があるから、その友情を大画面に映し出して、作品の構造と見どころの一部にしたいと製作陣も言っていたんだ」と、一見真逆にも見える本作での敵対関係の中に、実際の友情関係が垣間見える部分が盛り込まれていると語る。

ジョンソンは、撮影について「監督は台本に常に“遊び”の余地を残してくれたんだ。そうやって遊んだり、アドリブを加えたりするのは僕も大好きだけど、ライアンにいたっては、アドリブが本業みたいなところがあって、即興でやらせたら誰にも負けないよ(笑)」とアドリブ満載の撮影を楽しんだ様子。

レイノルズは「もしあなたも一緒に僕とドウェインと食事をしながら話しているとしたら、作品内と同じものが見られるよ!プライベートと映画内で違いがないからそれがかなり面白いと思っていて、ずっと僕たちはこんな感じだから、それが大きな画面に映し出されると言うことは光栄でしかなかった。この映画は、友達と砂場に飛び込むようなものだったよ(笑)」と、素の3人が見られる作品であることも明かしている。

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