「ウォーキング・デッド」スピンオフシリーズ、1話完結型で22年夏に放送&配信へ
2021年10月15日 20:00
大ヒットサバイバルドラマ「ウォーキング・デッド」の新スピンオフシリーズとして、1話完結型のアンソロジースタイルをとる「Tales of the Walking Dead(原題)」の制作が正式に決定した。米バラエティが報じた。
同シリーズでは、「ウォーキング・デッド」の世界を舞台に、新キャラクターと既存のキャラクターが登場し、第1シーズンは1話1時間全6話で構成される。「ウォーキング・デッド」ユニバースのチーフ・コンテンツ・オフィサーであるスコット・M・ギンプルのサポートのもと、「ウォーキング・デッド」や「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」で脚本やプロデューサーを務めたチャニング・パウエルがショーランナーを務める。2022年夏に米AMCとAMC Plusで放送、配信される予定だ。
ギンプルは、「このシリーズは、『ウォーキング・デッド』ユニバースのどのシリーズよりも、新しい声、視点、アイデアで展開され、これまでにないストーリーを実現する」とコメント。AMCネットワークおよびAMCスタジオのオリジナル番組担当責任者のダン・マクダーモットは、「『トワイライト・ゾーン』や、最近では『ブラック・ミラー』などのテレビの名作でアンソロジー形式のフォーマットの魅力を実感しており、非常にユニークで魅力的な世界を背景に、新しい方法でファンの皆さんと関わっていけることに興奮している」と既存のファンのみならず、配信プラットフォームで新しい視聴者をひき付けたいとしている。
一方、2010年にスタートした「ウォーキング・デッド」は、シーズン11(全24話)でフィナーレを迎える。日本では、動画配信サービスDisney+の新コンテンツブランド「スター」で10月27日から日本最速独占配信される予定。アメリカではすでに第8話まで放送されており、第9~16話が22年2月20日に放映予定だ。