「シッツ・クリーク」のダン・レビ、Netflixと映画&テレビのパートナーシップ契約
2021年10月4日 09:00
第72回エミー賞でコメディシリーズ部門を完全制覇した「シッツ・クリーク」のダン・レビが、Netflixと映画、テレビ作品のクリエイティブパートナーシップ契約を結んだ。
米Deadlineによれば、レビが監督、脚本、製作、主演を務めるタイトル未定のロマンティックコメディ映画の企画がまもなくスタートするという。また、レビと米ABCシグネチャーの3年間のオーバーオール契約が終了する2022年7月から、レビが手がけるNetflixの新テレビシリーズの企画もスタートするようだ。
「シッツ・クリーク」は、レンタルビデオチェーンで財を築いた富豪一家が、経理担当者の不正で何もかも失って田舎町のモーテルに移り住み、町の人たちと交流しながら人生を再生させていくというコメディ。レビとベテランコメディ俳優の父ユージン・レビ、キャサリン・オハラ、アニー・マーフィが家族役で共演した同作は、20年のエミー賞でコメディシリーズ7部門を総なめにし、レビは作品賞、監督賞、脚本賞、助演男優賞の4冠に輝いた。
レビは、ロマンティックコメディ「ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト」でクリステン・スチュワート、マッケンジー・デイビスと共演。20年の感謝祭にHuluで配信された同作は、Huluオリジナル映画として記録的ヒットとなった。