横浜流星「流浪の月」に参戦! 広瀬すず×松坂桃李主演で本屋大賞受賞小説を映画化

2021年8月17日 08:00


横浜流星は原作ファンであることを公言
横浜流星は原作ファンであることを公言

凪良ゆう氏のベストセラー小説を広瀬すず松坂桃李主演で実写映画化する「流浪の月」に、横浜流星が出演することがわかった。

原作は2020年の本屋大賞を受賞し、同年の年間ベストセラー1位(日販単行本フィクション部門、トーハン単行本文芸書部門)に輝いた傑作小説。9歳のときに誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性と、その事件の“加害者”とされた当時19歳の大学生の15年後の再会を描く。「悪人」「怒り」の李相日監督が監督・脚本を手掛け、撮影監督を「パラサイト 半地下の家族」「母なる証明」のホン・ギョンピョ、美術監督を種田陽平が務める。

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雨の夕方の公園で、びしょ濡れの9歳の家内更紗に傘をさしかけてくれたのは、19歳の大学生・佐伯文。引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗は2カ月を過ごす。しかし、ほどなく文は更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。それから15年後、「傷物にされた被害女児」とその「加害者」という烙印を背負ったまま、更紗と文は再会する。

横浜が演じるのは、広瀬扮する更紗の婚約者・中瀬亮。更紗を愛しながらも、彼女の過去を受け止め切れず、自分を見失ってしまう役どころだ。かねて原作のファンだったことを公言する横浜は、「原作は文目線で読んでいましたが、話を頂いて亮目線で読むとまた見方も変わりました」と話す。そして「亮にも過去がありそれ故に、愛に飢え、愛を求めている。脆く、人間らしい亮を僕が誰よりも愛し、全力で生きたいと思います」と意気込みを語っている。

李監督は、キャスティングの理由を「横浜君の持つ不器用な真っ直ぐさが、亮と重なりました」と明かす。さらに「愛情に飢え泥臭く生きる姿を、クールなイメージの横浜君が全身で曝け出してくれるのを楽しみにしています」と期待のコメントを寄せている。

流浪の月」は、2022年に全国公開。横浜と李監督のコメント全文は以下の通り。

横浜流星

自粛中に原作を手に取り出会い、とても考えさせられた作品を李監督を初めとした素敵な方々と共に創ることができ、この上ない幸せを感じています。とにかく李組に全力でぶつかって僕の中にまだある殻を破ることができたらなと思っています。

原作は文目線で読んでいましたが、話を頂いて亮目線で読むとまた見方も変わりました。亮にも過去がありそれ故に、愛に飢え、愛を求めている。脆く、人間らしい亮を僕が誰よりも愛し、全力で生きたいと思います。

李相日監督】

横浜君の持つ不器用な真っ直ぐさが、亮と重なりました。

一途な思いは、時として他者を傷つけ、間違いを犯させます。愛情に飢え泥臭く生きる姿を、クールなイメージの横浜君が全身で曝け出してくれるのを楽しみにしています。

まだ誰も見ていない横浜流星を見つけられますよう。

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