北村匠海×黒島結菜「明け方の若者たち」特報 失敗した初キス、真冬の花火…ふたりが過ごす“沼のような5年間”

2021年8月6日 08:00


カツセマサヒコ氏の長編小説デビュー作を映画化
カツセマサヒコ氏の長編小説デビュー作を映画化

北村匠海が主演し、ウェブライター・カツセマサヒコ氏の長編小説デビュー作を映画化する「明け方の若者たち」の特報とティザービジュアルが披露された。映像には、北村演じる<僕>と、黒島結菜が扮する<彼女>の“沼のような5年間”が切り取られている。

原作は、Twitterでの“妄想ツイート”が話題となり、10~20代から圧倒的な支持を獲得したカツセ氏による同名長編小説。北村は<僕>、黒島は<僕>が一目惚れする<彼女>を演じるほか、井上祐貴が<僕>の会社の同期で後に親友となる<尚人>を体現し、近くて遠い2010年代のリアリティ溢れる青春劇を紡ぐ。「ホリミヤ」で知られる23歳の新鋭・松本花奈がメガホンをとり、「デイアンドナイト」やNetflixオリジナルドラマ「全裸監督」シーズン2の小寺和久が脚本を手がけた。

特報は「私と飲んだ方が、楽しいかもよ?笑」というメッセージと、「16文字から始まった、沼のような5年間」という北村のナレーションから始まる。「一目惚れとか初めてでさ」と、ベッドの上で唇を重ねようとして歯をぶつけてしまう初々しい姿をはじめ、アイスを片手に噴水の前で抱き合ったり、「楽しいこと全部やっとかないと」と真冬に花火をしたり、<尚人>と3人で飲み明かしたりと、<僕>と<彼女>が過ごす眩しい日々を映していく。しかし、「でも僕はわかっていた。いつか、この時間に終わりが来ることを……」という言葉とともに花火が消え、幸せな日々が一変することを予感させながら、映像は幕を閉じる。

ティザービジュアルでは、まさに“人生のマジックアワー”を駆け抜けるような3人の後ろ姿が、鮮やかに描かれている。

明け方の若者たち」は、21年12月に全国公開。

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