「クラークス」シリーズ最新作をライオンズゲートが獲得
2021年8月2日 15:00
ケビン・スミス監督の「クラークス」シリーズ第3弾の世界配給権を、ライオンズゲートが獲得したことが明らかになった。
「クラークス」は、「チェイシング・エイミー」や「ドグマ」などで知られるケビン・スミスの長編映画デビュー作。コンビニ店員の日常を描いた白黒の低予算映画だが、サンダンス映画祭で観客賞を受賞。2006年にその10年後を描いた「クラークス2 バーガーショップ戦記」が製作されている。
「クラークス3(仮題)」は、主人公のひとりが心臓麻痺を起こしたことをきかっけに、生涯の記録を残すため、自身のコンビニ勤務時代を舞台にした映画を作ることを決意するというストーリー。ダンテ役のブライアン・オハローラン、ランダル役のジェフ・アンダーソン、ジェイ役のジェイソン・ミューズ、ベッキー役のロザリオ・ドーソンらオリジナルキャストが復帰。脚本を執筆したスミス監督も、これまで同様、人気キャラクター、サイレント・ボブ役で出演する。
世界配給権を獲得したライオンズゲートは、声明を発表。「『クラークス』シリーズは観客に愛されており、『ドグマ』『レッド・ステイト』『ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲』など、ケビンの監督作品の多くは、当社のライブラリーのなかでも特に愛されている作品です。『クラークス』シリーズの次の物語を世界の観客に提供することになりとても興奮しています」と語っている。
「クラークス3(仮題)」は現在、プリプロダクション中で、8月に米ニュージャージーでクランクインするという。