ナタリー・ポートマン&ジュリアン・ムーア、「キャロル」監督の新作で共演
2021年6月15日 11:00
「キャロル」「ワンダーストラック」の鬼才トッド・ヘインズによる新作「May December(原題)」で、ナタリー・ポートマンとジュリアン・ムーアのオスカー女優ふたりが共演を果たすことが明らかになった。米バラエティが伝えている。
同作は、実在の人物を演じることになったハリウッド女優と、その役柄のモデルとなったある女性の交流を描くヒューマンドラマ。ムーア演じる女性は20年前、23歳年下の男性と結婚したことでタブロイド紙を賑わせて以降、世間の目から逃れ、アメリカ東海岸の小さな港町で夫と双子の娘たちとつつましく暮らしているという設定。そこへ役作りの一環として、本人から直接話を聞き出すべくポートマン演じるハリウッド女優が訪ねてきたことで、幸せな家庭生活に亀裂が生じることになるというストーリーのようだ。
脚本は、「ルーニー・テューンズ」の人気キャラクターを主人公にした米ワーナー・ブラザースの新作映画「コヨーテvsアクメ(原題)」で共同脚本を手がけた新鋭サミー・バーチが、アレックス・メヒャーニクと自身による原案をもとに執筆。ウィル・フェレルとジェシカ・エルバウムが製作会社グロリア・サンチェス・プロダクションズ、主演のポートマンとソフィ・マズがマウンテンAを通じて、それぞれプロデュースにあたる。2022年にクランクインを目指している。