強制収容所の真実が明らかに 衝撃の実話を映画化した「アウシュヴィッツ・レポート」予告映像

2021年5月27日 12:00


7月30日から公開
7月30日から公開

第93回アカデミー賞国際長編映画賞のスロバキア代表に選出された「アウシュヴィッツ・レポート」の予告映像が披露された。アウシュヴィッツ強制収容所を脱走した若者のレポートが、12万人のユダヤ人の命を救った実話をベースにしている。

1944年4月、アウシュヴィッツ収容所に収監された多くのユダヤ人たちは「最初の任務は名前を忘れること」と命じられ、囚人番号がつけられる。過酷な労働を強いられ、殺害される人々の遺体記録係をしているスロバキア人のスロバキア人のアルフレートとヴァルターは、残虐の証拠を持ち出し、有力者に届けようと脱走を企てる。

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脱走に協力した囚人らが執拗な尋問に耐えるなか、奇跡的に救出された2人は、赤十字職員にアウシュヴィッツの信じられない実態を告白する。予告の最後には「過去を忘れる者は、必ず同じ過ちを繰り返す(アメリカの哲学者/ジョージ・サンタヤナ)」という言葉と共に、知られざる真実に向き合うアルフレートのまっすぐな眼が印象的に映し出される。

アウシュヴィッツ・レポート」は7月30日から東京・新宿武蔵野館ほか全国順次公開。

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