米ディズニー、「フリー・ガイ」「シャン・チー テン・リングスの伝説」を劇場独占上映へ 45日後にDisney+で配信

2021年5月22日 10:00


「フリーガイ」
「フリーガイ」

米ウォルト・ディズニー社のボブ・チャペックCEOは、20世紀スタジオの「フリー・ガイ」と、マーベル・スタジオの「シャン・チー テン・リングスの伝説」に関して、劇場で独占上映した45日後に自社配信サービスDisney+で配信を開始すると発表した。

新型コロナウイルスによる劇場閉鎖とともに、ほかのスタジオ同様、ディズニーはさまざまな公開パターンを模索してきた。2020年9月、実写版「ムーラン」をDisney+のプレミアムアクセスと呼ばれる追加料金つきで提供開始。同年12月には、ピクサー最新作「ソウルフル・ワールド」を、Disney+会員向けに追加料金なしで提供を行っている。

5月28日に全米公開予定のエマ・ストーン主演「クルエラ」と、7月9日に全米公開予定の「ブラック・ウィドウ」に関しては、劇場公開と同時に、Disney+のプレミアムアクセスで提供すると発表されている。

しかし、これらはいわばコロナ禍の緊急措置。ワクチン接種を推し進めるジョー・バイデン米大統領は、アメリカは7月4日の独立記念日までに新型コロナウイルスを収束させられるとの展望を示している。つまり、8月以降はアメリカにかつての日常が戻ってくる公算だ。

新型コロナウイルス感染拡大前は、映画スタジオと映画館チェーンとのあいだでは、劇場公開開始から2次使用開始までの期間は90日間前後と決められていたが、ディズニーが45日間と宣言したことから、一挙に短縮されることになった。

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シャン・チー/テン・リングスの伝説
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