佐藤健「本当に幸せな日々」 「るろうに剣心 最終章 The Final」撮影の日々を追ったメイキング映像
2021年5月21日 08:00
「るろうに剣心 最終章 The Final」(公開中)のメイキング映像「『るろうに剣心 最終章 The Final』Road To Kenshin スペシャルエディション」が披露された。約17分に渡り、剣心役の佐藤健をはじめ、キャスト、スタッフの濃密な撮影の日々が収められている。
和月伸宏氏の人気漫画を、大友啓史監督が実写映画化した本シリーズ。「るろうに剣心」「るろうに剣心 京都大火編」「るろうに剣心 伝説の最期編」に続く“最終章”では、原作とアニメにおける「人誅編」と「追憶編」をもとにした物語を紡ぐ。「るろうに剣心 最終章 The Final」では中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人・縁との死闘を描き、剣心の“十字傷”の秘密を明かす「るろうに剣心 最終章 The Beginning」へと続いていく。
2019年6月まで約7カ月以上に渡り、京都・奈良・滋賀・三重・ 兵庫・熊本・広島・栃木・埼玉・静岡など、全国43カ所で大規模ロケを敢行し、2作連続で撮影した本作。主演の佐藤を中心としたキャストたちの姿を収めたメイキング映像「Road To Kenshin」(佐藤健公式You Tubeチャンネルで配信中)のなかで、「The Final」の撮影の日々をまとめたメイキング映像が公開された。
2018年11月、シリーズおなじみの赤べこでの撮影からクランクインとなった神谷道場メンバー。完結編の撮影は和やかなシーンからスタートし、「これまでで一番難しい撮影になる」と語っていた佐藤は、撮影の2カ月前からトレーニングを開始した。
過去最高のものを作り上げようとする佐藤の思いに応えるように、大友監督も邦画史上最大のスケールの舞台を用意。剣心の前に立ちはだかるシリーズ最恐の敵・雪代縁役の新田真剣佑もクランクインし、縁軍が東京を襲撃するシーンでは、実際に櫓を爆破、さらに500本以上のプロパンガスを使用し、迫力のシーンを作り上げた。
そんな撮影中にも、佐藤はクライマックスに向けた多数の敵を相手にするシーンのトレーニングを実施。自ら出したアクションのアイデアは、実際に本編に採用された。全身全霊で臨んだ撮影について、佐藤は「僕はもう楽しくてしょうがない。現場にいたくてしょうがないくらい」と明かし、「本当に幸せな日々でした」と充実した表情を見せている。