スピルバーグが自身の少年時代を映画化 ミシェル・ウィリアムズが出演交渉中
2021年3月12日 11:00
スティーブン・スピルバーグがメガホンをとる次回作として、米アリゾナで育った自身の少年時代をもとにした新作映画を準備していると、米Deadlineが報じた。
タイトル未定の新作は、伝記映画ではなく創作を加えた内容のようで、女優ミシェル・ウィリアムズがスピルバーグの母親にヒントを得た役柄で出演交渉中だという。スピルバーグが2001年の映画「A.I.」以来、久しぶりに自ら脚本も執筆。スピルバーグ作品「ミュンヘン」「リンカーン」「ウエスト・サイド・ストーリー(原題)」のトニー・クシュナーが共同脚本を務める。スピルバーグをもとにした少年役など、これから子役たちのキャスティングに入るようだ。今夏クランクインし、2022年に公開の予定。
スピルバーグは、大ヒットミュージカルを映画化した監督作「ウエスト・サイド・ストーリー(原題)」(アンセル・エルゴート主演)が12月10日から日本公開の予定。ウィリアムズは、トッド・ヘインズ監督が米ジャズ歌手・女優のペギー・リーさんを描く伝記映画「Fever(原題)」に主演が決まっているほか、「ウェンディ&ルーシー」のケリー・ライヒャルト監督と再タッグを組むA24製作の新作「Showing Up(原題)」も控えている。