マラドーナさんの脚に驚き「まるで木の幹」 ドキュメンタリー映画の監督が語る思い出

2021年2月5日 12:00


インタビューは強制終了になることもあった
インタビューは強制終了になることもあった

サッカー元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナさんの人生に迫る映画「ディエゴ・マラドーナ 二つの顔」(公開中)でメガホンをとったアシフ・カパディア監督のインタビュー映像を、映画.comが入手した。昨年11月25日に死去したマラドーナさんとの思い出を語っている。

マラドーナさん本人の協力を得て製作した本作は、未公開映像を基に、本人やチームメイトの証言を交えて展開。栄光と転落を繰り返す“天才”の真実が明かされていく。カパディア監督は、「AMY エイミー」で第88回アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞し、本作では製作総指揮も手がけている。

動画内で、イタリアのナポリ時代のマラドーナさんに焦点を当てたと話すカパディア監督は「何から何まで徹底的に調べて作った。ものすごい量の映像を見た。4000時間分くらいあったはずだ。うれしい悲鳴だが、長すぎる映像をいかに短くまとめるかが問題だった」と苦労を明かす。

カパディア監督がマラドーナさんへ何度もインタビューを申し込んだ結果、当時の自分自身について語ってもらうことが実現した。「3回旅してインタビューが撮れた。インタビューを続けるうちにいろんな話を引き出せた。絶頂期の話もどん底の話もね。インタビューに行って印象的だったことがある。サッカーをやっていて、短パン姿だった。たくましい脚にはびっくりしたよ。まるで木の幹みたいだった。興味がある話ははっきり話してくれたけど、興味がないとインタビューは強制終了になる。前進あり後退ありでやりがいある仕事だったよ」と、マラドーナさんと過ごした時間を振り返った。

Amazonで今すぐ購入

DVD・ブルーレイ

Powered by価格.com

関連ニュース