ルービックキューブを題材にしたハリウッド映画が始動
2021年1月7日 11:00
ルービックキューブを題材にした実写映画企画が始動したことが明らかになった。
ルービックキューブは、ハンガリーの彫刻と建築学の教授であったエルノー・ルービック氏が、3次元幾何学を説明するために考案した立方体パズル。1977年にハンガリーで「マジックキューブ」の名称で販売されると異例の大ヒットを記録。80年に「ルービックキューブ」として世界展開され、日本でも大ブームを巻き起こした。
このたびハイドパーク・エンタテインメントグループは、米大手エージェンシーのコンテンツ制作部門であるエンデバー・コンテントとともに、ルービックキューブを題材にした長編映画を製作すると発表。ハイドパークのアショク・アムリトラジ会長兼CEOが自らプロデューサーを務めるという。
アムリトラジ会長は、「インドで育った子ども時代から、ルービックキューブには個人的でノスタルジックな繋がりを感じています」と説明。「エンデバー・コンテント、ならびに(権利元の)Rubik's/Smileyとタッグを組み、素晴らしくも複雑なルービック・ユニバースを構築していきます」と抱負を語っている。
なお、ハイドパーク・エンタテインメントは長編映画と平行して、クイズ番組の開発も行うという。
現在ハイドパーク・エンタテインメントは、黒人テニス選手の先駆者として活躍したアーサー・アッシュの伝記映画や、Netflix向けのミュージカルアニメ「Pashmina(原題)」(グリンダ・チャーダ監督)、故ブレイク・エドワーズ監督の大ヒット映画「テン」のリメイク、ジェラルド・バトラー主演のアクションスリラー「リモート・コントロール(原題)」などを製作中だ。