「ボラット2」娘役マリア・バカローバがハリウッド大手エージェンシーと契約

2020年11月21日 11:00


初の英語映画出演となった24歳のバカローバ
初の英語映画出演となった24歳のバカローバ

米大統領選挙直前にAmazon Prime Videoで世界配信され大ヒットを記録した、サシャ・バロン・コーエン主演の社会風刺コメディ第2弾「続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画」で注目を集めたブルガリア出身の女優マリア・バカローバが、ハリウッド大手エージェンシーのCAAと契約を結んだと米Deadlineが報じた。

同作は、2007年製作の映画「ボラット 栄光なる国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」の続編。カザフスタンの架空のテレビレポーター、ボラット(コーエン)が、ドナルド・トランプ米大統領にサルを贈るためアメリカを再訪問するものの対面が果たせず、代わりに15歳の娘トゥーター(バカローバ)を貢ぎ物としてマイク・ペンス副大統領に届けようとする。

アポなしのドッキリ取材は前作と同じだが、今回はトランプ大統領支持者の実態を暴く内容となっており、とくにトランプ大統領の顧問弁護士ルディ・ジュリアーニのインタビュアーとしてトゥーターを送り込んで仕掛けた隠し撮り映像が物議を醸した。

ブルガリアの演劇学校を卒業し、今回が初の英語映画出演となった24歳のバカローバは、コーエンに負けない体当たり演技を披露。賞レース参戦も予想されるほど絶賛の声が上がっており、「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」でオスカーにノミネートされブレイクしたメリッサ・マッカーシーのような活躍が期待されている。

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