永瀬廉VS伊藤健太郎! 限界を超える過酷なレースシーンとらえた「弱虫ペダル」場面写真

2020年7月24日 09:00


永瀬廉、ママチャリで“激坂”を登る!
永瀬廉、ママチャリで“激坂”を登る!

[映画.com ニュース] 永瀬廉(「King & Prince」)が主演を務めた「弱虫ペダル」の場面写真がお披露目された。永瀬と、自転車競技部の仲間を演じた伊藤健太郎坂東龍汰の過酷なレースシーンが切り取られている。さらに、3人が演じるキャラクターの詳細も明らかになった。

渡辺航氏の人気スポーツ青春漫画を実写映画化。永瀬が総北高校自転車競技部に入部し、選手としての思わぬ才能を発揮していく主人公・小野田坂道を演じる。伊藤が坂道の良きライバル・今泉俊輔役、橋本環奈が部のマネージャー・寒咲幹役、坂東が関西出身の“浪速のスピードマン”こと鳴子章吉役で共演した。

本作の見どころのひとつは、同じ自転車競技部の1年生でありながら、全くタイプの異なる坂道&今泉&鳴子の関係性だ。坂道は、アニメ好きで友達がいない自転車競技初心者。しかし、今泉や鳴子と出会い、仲間と一緒に走る楽しさを知った坂道は、次第に才能を開花させていく。先輩たちを驚かせたのは、地元・千葉から秋葉原までの往復で身についた身体能力に加え、絶対に諦めないという信念と、仲間を思いやる熱い気持ち。永瀬はそんな坂道を演じるため、クランクイン前の寒い時期から自転車練習に取り組み、撮影でもスピードを落とさず急な坂を登り切った。「青春の尊さやがんばろうという気持ちを思い出させてくれる作品になっていると思う」と、出来栄えに自信をのぞかせる。

伊藤健太郎VS坂東龍汰の勝負にも注目
伊藤健太郎VS坂東龍汰の勝負にも注目

坂道のライバルは、期待の新人エース・今泉。中学時代から輝かしい成績を残し、どんな時も妥協を許さず、ストイックに練習に励む努力型の天才だ。クールで孤独すら感じさせる佇まいだが、胸の内に競技への熱い思いを秘めており、また過去にレースで屈辱的な負け方をしたというトラウマも抱えている。坂道に刺激され、再び仲間の大切さと“走る意味”を見出していく役どころ。「原作を飛び越えた実写を作り上げたい」と、忙しいスケジュールの合間を縫って猛練習を重ねた伊藤は、「体力というよりも気持ちでどれだけ行けるかという状況でした」と精神的にも追いこまれたことを明かす。「苦しい表情もあると思いますが、それもお芝居の域を超えたものなので、ぜひ見ていただきたいです」と語った。

ムードメーカーであり、いつも明るくポジティブな鳴子は、坂道を部へと誘う重要な人物。自転車愛が強く、仲間思いで面倒見が良い一方で、初対面の今泉にライバル心をむき出しにするなど、裏表なくストレートに感情を表現する。そんな性格が表れているかのように、スピードに絶対的な自信を持つ彼は、“スプリンター”と呼ばれる選手だ。坂東もキャラクターそのままに、ムードメーカーとしてメイキングカメラマン並みに共演者の写真を撮影し、現場を大いに盛り上げていたという。

場面写真には、素人は自転車で登れない裏門坂をスイスイとママチャリで登る坂道を見て、今泉が勝負を持ちかけ実現した「裏門坂レース」の様子が切り取られている。レース経験はないが、がむしゃらに“激坂”を登る坂道と、負けず嫌いな今泉。その後の物語が動き出していく重要なカットだ。もう1枚は、3人の初対決となる「1年生ウェルカムレース」をとらえたもの。役どころ同様に限界を超えた、キャスト陣の熱演に期待が高まる。

弱虫ペダル」は、8月14日から全国公開。

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