“くせ者検察官”クリスチャン・スレイターが驚きの行動 「パブリック 図書館の奇跡」本編映像

2020年7月22日 18:00


ここは道路のど真ん中です
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[映画.com ニュース] 「ブレックファスト・クラブ」などで知られるエミリオ・エステベスが製作・監督・脚本・主演を務めた「パブリック 図書館の奇跡」(公開中)の本編映像の一部が、YouTube(https://youtu.be/cl5d3McnN8E)で披露された。検察官を演じたクリスチャン・スレイターの登場シーンを収めている。

記録的な大寒波の到来により、緊急シェルターがいっぱいで行き場がないホームレスの集団が図書館のワンフロアを占拠した。突如勃発した大騒動に巻き込まれた図書館員グッドソン(エステベス)の奮闘を軸に、笑いと涙のドラマが展開していく。7月17日に封切られ、全国各地で満席が続出する好スタートを切った。

公開されたのは、極寒の中ワイシャツで道路の真ん中に横たわるデイヴィス(スレイター)のシーン。市長選に出馬予定の検察官であるデイヴィスは「チキショー、何てザマだ」と悪態をつきながら、早く時間が経つのを待つかのように時計に目をやり、5分経つとすぐさまジャケットを羽織る。

この突飛な行動に対し、マスコミから質問攻めにあいながらも、デイヴィスは「至って正気です。今夜、正気でないのは(図書館の)中にいるある人物で、我々の大切な施設を混乱に陥れている。その人物は図書館員で、現在平和的交渉を試みています。彼は明らかに不安定です、精神の病でしょう。武装をしているかもしれない」と、立てこもり騒動を危険な事件であるように匂わせる。

メディアの介入に便乗し、選挙に向けて自身のイメージアップをはかろうとする“くせ者”を、スレイターが巧みに演じている。

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