アンダーグラウンドなロック映画の新旧作を特集「UNDERDOCS」今秋開催　予告編、追加上映作品発表

［映画.com ニュース］日本で紹介されていない新作、長年上映されていない旧作など、数々のアンダーグラウンドなロック・ドキュメンタリー映画にスポットライトをあてる期間限定の特集上映「UNDERDOCS（アンダードックス）」。コロナウイルスの感染予防対策で延期になっていたが、今秋開催されることが決定、第2弾キービジュアルと予告編、追加上映作品が発表された。

上映作品はこれまでに発表されている14本のほか、破滅型ボーカリストとしてその名を全世界に轟かせた故GGアリンの一家がたくましく強く生きる模様を映した「ジ・アリンズ　愛すべき最高の家族」、1985年～2001年に活動した米国ロサンゼルスの女性4人組ロックバンドの歴史を網羅した「L7：プリテンド・ウィ・アー・デッド」、巨大な目玉のマスクに、タキシード姿で摩訶不思議な音楽を奏でる覆面アーティスト、ザ・レジデンツの結成40周年を記念したツアーに密着した「めだまろん　ザ・レジデンツ・ムービー」、セックス・ピストルズ、ザ・クラッシュとともにロンドンの3大パンクバンドのひとつに数えられつつも長年無視されてきたパンクロックのパイオニア、ダムドの映画「地獄に堕ちた野郎ども」、ジャニス・ジョプリンやザ・グレイトフル・デッドをはじめとした70年代を代表するアーティストが、列車に乗りカナダを横断するコンサートツアー「フェスティバル・エクスプレス」、70年代末のアメリカン・ハードコア／パンクのムーブメントの発火点となったロサンゼルスの記録「ザ・デクライン」、2つのバンドの飾らない今の姿と、35年以上という途方もない年月を生き抜くその軌跡を辿る「FILMAGE:THE STORY OF DESCENDENTS/ALL」、ザ・ストーン・ローゼズの、96年の解散から2011年の再活動を記録した、「ザ・ストーン・ローゼズ：メイド・オブ・ストーン」と、個性豊かな8作品が追加された。

特集上映「UNDERDOCS（アンダードックス）」は、東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋で今秋開催。ラインナップ詳細は公式HP（http://underdocs.jp）で告知している。