米ディズニー、アニメ版「ロビン・フッド」をリメイク Disney+向けに開発中
2020年4月15日 12:00
[映画.com ニュース] 米ウォルト・ディズニーが、ストリーミングサービス「Disney+」向けに1973年(日本公開は75年)のアニメ映画「ロビン・フッド」をリメイクするため、開発に入っている。
同作には、「ブラインドスポッティング」のカルロス・ロペス・エストラーダ監督が名乗りを上げている。Disney+用に「わんわん物語」を実写とCGの融合で新たに描き直すリメイク版「Lady and the Tramp(原題)」の脚本を書いたカリ・グランルンドが、新たな「ロビン・フッド」を執筆することになる。「ダンボ」を制作したジャスティン・スプリンガーが、プロデュースを担当する。
新「ロビン・フッド」は、「ジャングル・ブック」や「ダンボ」のリメイクで採用されたCGと実写を組み合わせた手法で製作される模様。ディズニーにとって長編アニメ映画第21作となる73年版では、ウォルフガング・ライザーマン監督のもと、ロビン・フッドの伝説を擬人化した動物で描かれた。
フッドはキツネとして描かれているほか、リトル・ジョンは熊、神父のタックはアライグマ、プリンス・ジョンはライオン、ノッティンガムの保安官はオオカミ、マリアンはキツネとして登場している。製作費500万ドルだったが、累計興行収入約3200万ドルのヒットを飾った。