マット・デイモンら「コンテイジョン」キャスト、新型コロナ対策動画に出演

2020年4月1日 11:00


キャスト陣がコロンビア大学公衆衛生大学院制作の動画に出演
キャスト陣がコロンビア大学公衆衛生大学院制作の動画に出演

[映画.com ニュース] マット・デイモンケイト・ウィンスレットローレンス・フィッシュバーンら人気俳優が、コロンビア大学が制作する新型コロナウイルスに関する解説動画に出演している。いずれも2011年に公開されたSFスリラー「コンテイジョン」(スティーブン・ソダーバーグ監督)に出演しているという共通点がある。

コンテイジョン」は、香港出張から戻ってきたアメリカ人女性(グウィネス・パルトロウ)が体調不良を訴えたのちに死亡。同様の事例が世界各地で相次ぐなか、パニックに陥る人々や、ワクチン開発に取り組む医療関係者、デマを広めるジャーナリストなどパンデミックの恐怖をドキュメンタリータッチで描いた力作。新型コロナウイルスが蔓延するいま、科学的な考証とシミュレーションに基づきリアルに描いた点が再評価されている。

そしてこのほど、米ニューヨークのコロンビア大学公衆衛生大学院(Columbia Mailman School of Public Health)が制作する動画に、デイモンらが出演。「映画のなかで、僕は世界中に蔓延する架空のウイルスに免疫がある男を演じました。いくつかのことをはっきりさせておかなければいけません。まずあれは映画で、これは現実です。ぼくが新型コロナウイルスに免疫があると信じる根拠はありませんし、あなたも同様です。どれだけ若いとしても」とデイモンは語っている。

その後、専門家がソーシャル・ディスタンシング(感染拡大を防ぐために物理的な距離を取ること)など、感染拡大を防ぐための具体的な戦略を紹介している。

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