乾くるみのミステリー小説「リピート」がアメリカでテレビドラマ化
2019年11月8日 17:00
[映画.com ニュース]米CBSが乾くるみ氏のミステリー小説「リピート」のテレビドラマ化の準備を行っていると、米Deadlineが報じている。
同作は、現在の記憶を持ったまま過去の自分に戻って人生をやりなおす「リピート」に挑戦した人々が、つぎつぎと謎の死をとげていくというミステリー。2018年には読売テレビ製作で「リピート~運命を変える10ヶ月~」としてテレビドラマ化されている。
今年はじめ、日本貿易振興機構(JETRO)が在ロサンゼルス日本国総領事館と共同で行ったイベントにおいて、俳優のマシ・オカはハリウッドのプロデューサーや制作会社にむけてプレゼンテーションを実施。彼が売り込んだ4つの映像企画のうちのひとつが「リピート」だった。
マシ・オカは制作総指揮を務め、デビッド・ヘイター(「X-メン」、「ウォッチメン」)がパイロット版の脚本を執筆。「デスパレートな妻たち」のベテラン・プロデューサー、サブリナ・ウィンドが自身の制作会社ウインドパワー・エンターテイメントと、同社と契約を結ぶABCスタジオが制作するという。
「HEROES/ヒーローズ」のヒロ・ナカムラ役でブレイクしたマシ・オカは、「HAWAII FIVE-0」や「MEG ザ・モンスター」などに役者として出演する一方で、ハリウッド版「Death Note/デスノート」のプロデューサーを務めるなど、日本とハリウッドとの橋渡しを行っていることで知られる。