クリントン元大統領のベストセラー小説「大統領失踪」ドラマ化 主演はデビッド・オイェロウォ
2019年10月28日 16:30
[映画.com ニュース] アメリカ元大統領のビル・クリントン氏と、ベストセラー作家ジェームズ・パターソンがタッグを組んだことで話題を集めたベストセラー小説「大統領失踪」が、テレビドラマ化されることが決定した。米バラエティが報じている。
原作は、大統領が任期中に突然の失踪を遂げたため、大統領職に就くことになった副大統領を軸に物語が展開されるサスペンス小説。元大統領だからこそ知り得る知識と、ベストセラー作家の技巧でたちまちベストセラーとなった。
米有料チャンネルのShowtimeは、出版前となる2017年に同著の映像化権を獲得。このほど「インビクタス 負けざる者たち」や「シャーロック・ホームズ」の脚本を手掛けたアンソニー・ペッカムが執筆したパイロット版「The President is Missing(原題)」の脚本にゴーサインを出した。
主人公となる副大統領役には、「グローリー 明日への行進」でマーティン・ルーサー・キング・Jr.牧師を演じてゴールデングローブ賞にノミネートされたデビッド・オイェロウォが決定。「アウトロー」「大統領執事の涙」「インターステラー」などで知られるほか、最近はテレビドラマ版「レ・ミゼラブル」でジャベール役を演じている。
「The President is Missing(原題)」のパイロット版は、20年にクランクイン予定。出来次第ではシリーズ化されることになる。