チョウ・ユンファが“2丁拳銃”を乱射!「プロジェクト・グーテンベルク」日本版予告完成
2019年10月25日 12:00
[映画.com ニュース]チョウ・ユンファとアーロン・クォックがダブル主演を飾った話題作「プロジェクト・グーテンベルク 贋札王」のポスタービジュアルと日本版予告編が、このほどお披露目された。
タイで逮捕された偽造画家・レイ(アーロン・クォック)が香港に護送され、高名な美術家ユン・マンによって保釈されたところから、物語は始まる――。舞台は、1990年代のカナダへと転じる。貧しい画家だったレイは恋人と将来に希望を託すが、なかなか認められず、一向に暮らしは楽にならないまま。こっそりと絵画の偽造に着手すると、“画家”(チョウ・ユンファ)と名乗る男に腕を認められ、彼が運営する偽札組織で働くことになる。やがて、米ドル紙幣の偽札発見テクノロジーの進化をあざ笑うように、レイの偽札造りは世界を席巻していく。
本作は「インファナル・アフェア」シリーズの脚本家としても知られるフェリックス・チョンがメガホンをとり、「男たちの挽歌」「グリーン・デスティニー」のチョウ・ユンファ、「コールド・ウォー 香港警察 二つの正義」「風雲 ストームライダース」のアーロン・クォックという二大スターが演技合戦を繰り広げる。主要7部門を制覇した香港電影金像奨をはじめ、各映画賞の話題を独占し、韓国リメイクが決定している。
ポスターでは、ライフルを持って立つチョウ・ユンファ、“贋札作りのプロ”を演じたアーロン・クォックが対峙。贋作作りを想起させるようにドル札が舞い、「世界を欺く」「解き明かせるか、ラスト15分、衝撃の真実――」というコピーが添えられている。
日本版予告編は、正体不明の“画家”が、偽札組織での仕事をレイに依頼する場面からスタート。「完璧な偽札は、世界で最も愛される複製画だ」と言い切る“画家”の導きで、レイが偽札作りに没頭していく様子を映し出す。本作では、チョウ・ユンファが香港(中国)映画界復帰後、初といえる現代劇での本格的なガン・アクションを披露。「男たちの挽歌」を想起させるような“2丁拳銃姿”も映し出されており、ファンにはたまらないキラーカットとなっている。
「プロジェクト・グーテンベルク 贋札王」には、「オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁」に出演したチャン・チンチューも参加。2020年2月7日から東京・新宿武蔵野館ほか全国順次公開。