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◆2019/10/10更新
河瀬直美監督、ドキュメンタリー映画界の巨匠と再会し東京五輪映画に決意新た
日帰りで奈良から駆けつけた河瀬直美監督
  来日中のドキュメンタリー映画監督ニコラ・フィリベールが10月10日、都内で行われた最新作「人生、ただいま修行中」のトークイベントに出席し、10数年来の親交があるという河瀬直美監督と再会。河瀬監督は「来年、(東京)オリンピックの映画を撮るので、ニコラ先生に教えていただき、頑張ります」と決意を新たにした。

  河瀬監督の「萌の朱雀」(1997)がカンヌ国際映画祭でカメラドールに輝いた際、フィリベール監督が審査員だった縁から交流がスタートしたそうで、「会えない時間が長かったが、直美さんのようなサポーターが、日本にいるのは心強い」(フィリベール監督)、「今日は日帰りで(笑)、奈良から駆けつけました。長年の友だちだと言っていただき、うれしい」(河瀬監督)と喜び合っていた。

  「パリ・ルーヴル美術館の秘密」「ぼくの好きな先生」で知られるフィリベール監督が、パリ郊外にある看護学校で学ぶ生徒たちの150日間を追ったドキュメンタリー。年齢、性別、出身も異なる彼らが、実習の現場で患者と自分に向き合いながら、成長していく。2016年にフィリベール監督自身が救急救命室に運ばれ、一命をとりとめたことが製作のきっかけとなった。

  フィリベール監督は「真面目なドキュメンタリーと思うかもしれませんが、彼らの成長と互いにケアし合う精神を描いた、誰にも開かれた作品」とアピール。「わたしにとって、映画作りは、他者と社会、そして自分自身を発見する旅のようなもの。わたしもまさに"修行中"なんです」と話していた。

  一方、河瀬監督は「(取材)対象をコントロールしようとせず、まずは関係性を結ぶことを大切しているので、みんな自然と日常通りに会話をしている。普通、カメラが介在すると、それが脅威になって、日常ではなくなってしまう」とフィリベール監督のアプローチを絶賛。この言葉にフィリベール監督は大いにうなずき「僕も直美も意外性や即興性、サプライズを大切にしていると思う。偶然が入り込む余地を残している点も、共通していると思う」と分析していた。

  「人生、ただいま修行中」は、11月1日から新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。

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