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◆2019/9/18更新
第32回TIFFコンペに邦画2作品 稲垣吾郎×二階堂ふみ「ばるぼら」、濱田岳×水川あさみ「喜劇 愛妻物語」
手塚眞監督作「ばるぼら」
  第32回東京国際映画祭のコンペティション部門に、稲垣吾郎二階堂ふみが共演する手塚眞監督作「ばるぼら」、濱田岳水川あさみが夫婦を演じる足立紳監督作「喜劇 愛妻物語」が選出された。

  「ばるぼら」の原作は、漫画家・手塚治虫が1970年代に発表し、様々なタブーに挑戦した問題作。手塚治虫生誕90周年を記念し、実子である手塚眞監督が、ウォン・カーウァイ監督作品で知られる撮影監督クリストファー・ドイルとタッグを組み実写映画化を果たした。人気小説家・美倉洋介(稲垣)と少女ばるぼら(二階堂)の愛と狂気の寓話を、圧倒的な映像美とともに描く。稲垣にとっては、昨年の第31回で主演作「半世界」(阪本順治監督)がコンペティション部門に選出され観客賞を受賞しており、2年連続での同映画祭参加となる。

  手塚監督は、「一筋縄ではいかない悪魔主義的な物語は、麗しい稲垣吾郎さんと二階堂ふみさんの身体を張った競演にクリストファー・ドイルさんの美学が絡まり合って、魅惑的な夢に変容しました」と解説。「アートとエンタテインメントの境界を揺らぎつつ、その融合を目指した映画です。耽美的な愛と狂気の寓話をどうぞ味わってください」とアピールした。

  「喜劇 愛妻物語」は、「百円の恋」で第39回日本アカデミー賞の最優秀脚本賞に輝いた足立監督が、自身初の自伝的小説を映画化。売れない脚本家・柳田豪太(濱田)と、夫を罵倒しながら家計を支える妻・チカ(水川)による"人情派夫婦活劇"を紡ぐ。

  足立監督は「この映画に出てくる柳田夫妻は、他人から見ればなぜ一緒に居続けるのか理解に苦しむような夫婦かもしれない」「でもそんな未熟な夫婦の無理矢理な絆というのも、もしかしたら強靭な絆なのかもしれない。夫婦という一対一の面倒くさい人間関係を諦めず、しつこく幸せになることを追い求める彼らの姿は滑稽で生命力に溢れていて、映画で描きたいと思った」と述懐。「近頃の日本の社会は未熟で不完全な人たちに不寛容すぎるから、許すことはもちろんのこと、許してもらおうとすることも大切だとこの夫婦を通して描きたかった」と思いを語った。

  コンペ部門は、2019年1月以降に完成した長編映画が対象。世界115の国と地域から応募された1804本から、厳正な審査を経た作品が上映される。本映画祭のプログラミング・ディレクターを務める矢田部吉彦氏は、「(『喜劇 愛妻物語』は、足立監督が)脚本家として積み上げたキャリアを自虐すれすれのところで笑いに昇華させる技術に感服し、そして水川あさみ濱田岳のコンビからキャリアハイのド迫力演技を引き出した演出に敬意を表したい」「(『ばるぼら』は)耽美で幻想的、魔術的でエロティックな世界観の独創性が、近年の邦画において際立っている」と、それぞれの選出理由を明かした。

  第32回東京国際映画祭は、10月28日~11月5日に六本木ヒルズ、東京ミッドタウン日比谷などで開催。

(C)Barbara Film Committee
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