マリリン・マンソンが、スティーブン・キング原作「ザ・スタンド」リブート版に出演
2019年7月29日 11:00
[映画.com ニュース] ミュージシャンのマリリン・マンソンが、スティーブン・キングの長編ホラー小説「ザ・スタンド」を再ドラマ化する新作に出演することがわかった。
英Dazed&Confusedによれば、マンソンは俳優として出演するだけでなく、カントリー歌手シューター・ジェニングスとドアーズの名曲「ジ・エンド」をカバーした楽曲をドラマのためにレコーディングしたという。
1978年に出版されたキングの原作は、軍の細菌兵器研究所から流出した感染率99%の殺人ウイルスによって人口の大半が死滅したアメリカを舞台に、奇跡的に生き残った者たちが繰り広げる善と悪の戦いを描いた壮大な黙示録的小説。1994年に米ABCが、ゲイリー・シニーズ、モリー・リングウォルド、ロブ・ロウら豪華キャスト共演でドラマ化した。
リブート版となる新作は、米CBSテレビジョン・スタジオが自社のストリーミングサービスCBS All Access向けに、全10話のミニシリーズとして制作。ジェームズ・マースデンが、殺人ウイルスに免疫を持つことから、ワクチン開発のため政府に追われることになる元軍人スチュー・レッドマン役で主演する。ほかに、アンバー・ハード、オデッサ・ヤングが共演。「きっと、星のせいじゃない。」のジョシュ・ブーン監督が、ベンジャミン・カベルと共同執筆した脚本をもとにメガホンをとる。2020年配信スタートの予定。
マンソンは、デビッド・リンチ監督「ロスト・ハイウェイ」(97)でポルノ男優役を演じて以来、多くの作品に出演しており、ジュード・ロウ主演ドラマ「ヤング・ポープ 美しき異端児」の続編となる新シリーズ「The New Pope(原題)」にも出演している。