サミュエル・L・ジャクソン、アンソニー・マッキー、ニコラス・ホルト共演の新作をアップルが獲得
2019年7月22日 11:00
[映画.com ニュース] 「アジャストメント」「オーシャンズ12」のジョージ・ノルフィが監督・共同脚本を務める新作「The Banker(原題)」の世界配給権を、米アップルが獲得した。
サミュエル・L・ジャクソン、アンソニー・マッキー、ニコラス・ホルト、ニア・ロングが共演する本作は、1950年代、アフリカ系アメリカ人の起業家が社会の目を欺く形で、人種差別の壁を打ち破った実話を描く作品。
起業家のバーナード・ガレット(マッキー)とジョー・モリス(ジャクソン)は、労働者階級の白人マット・スタイナー(ホルト)を自分たちの会社のトップに据え、マットに社長らしい発言や振る舞いを教え込む。バーナードとジョーは会社の用務員、お抱え運転手になりすまし、バーナードの妻(ロング)が実際のビジネスの中心的役割を担った。やがて、バーナードとジョーはカリフォルニアの不動産業界で投資家として莫大な富を築き、ジム・クロウ法が制定されていたテキサスで密かに2つの銀行を買収。テキサスのアフリカ系アメリカ人コミュニティが融資を受けられるようにしたが、白人の銀行幹部がこれに気づき、バーナードとジョーは危険な立場に追い込まれる。
米Deadlineによれば、「The Banker(原題)」はアップルTV+で配信されるほか、賞レースを狙って劇場公開も予定されている。