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◆2019/7/14更新
米シネコン大手AMC、小規模映画の支援プログラムを開始
埋没しがちな佳作を一般観客に届けるのが目的
  アメリカの映画市場が大ヒット映画の続編やスーパーヒーローを主人公にした超大作映画でひしめくなか、批評家からの評価が高い中・小規模の佳作が埋没してしまっていると、米ロサンゼルス・タイムズが報じている。

  女優オリビア・ワイルドがメガホンをとった、10代の少女2人を主人公にした青春コメディ「ブックスマート(原題)」は、米映画批評サイトで97%の高評価を獲得したのにも関わらず、公開5週間で興行収入2000万ドル。また、エマ・トンプソンミンディ・カリング主演のコメディドラマ「レイト・ナイト」は、今年のサンダンス映画祭でアマゾンが1300万ドルの高額で全米配給権を獲得した話題作だが、 全米封切りから3週目でようやく興収1300万ドルに到達した状態だ。

  こうした状況を改善すべく、世界最大の映画館数を誇るAMCは、「AMC Artisan FIlms」というプログラムを立ち上げる。毎週封切られる知名度の高い大作映画のなかで埋没しがちな佳作を一般観客に届けるのが目的で、具体的には対象作品の上映期間延長を試みたり、先行限定上映を行うという。

  「AMC Artisan FIlms」の第1弾に選ばれたのは、ダニー・ボイル監督のロマンティックコメディ「イエスタデイ」。その後、アリ・アスター監督のホラー「ミッドソンマル(原題)」、映画版「ダウントン・アビー」、ブルース・スプリングスティーンに憧れる若者を描く青春映画「Blinded by the Light(原題)」などが続くことになるという。

写真提供:アマナイメージズ
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