ジョージ・クルーニー、Netflixの「世界の終わりの天文台」映画化で監督&主演
2019年6月26日 11:00
[映画.com ニュース]Netflixが、作家リリー・ブルックス=ダルトンのSF小説「世界の終わりの天文台(Good Morning, Midnight)」を映画化する新作で、ジョージ・クルーニーが監督・主演を務めることを発表した。
2016年に出版された原作は、人類滅亡の危機に瀕した世界を舞台に、北極圏の天文台にいる孤独な老学者オーガスティンが、撤収便に乗れず取り残された幼い少女を見つけて保護する物語と、ミッションを終えた木星探査船の乗組員サリーが、地球との交信が途絶えるなか帰還を目指す物語が、同時進行で描かれている。
米Deadlineによれば、映画「Good Morning, Midnight(原題)」はクルーニーが老学者オーガスティン役を演じる。「レヴェナント 蘇えりし者」の脚本家マーク・L・スミスが脚色。クルーニーとグラント・ヘスロフのスモークハウス・ピクチャーズ、アノニマス・コンテント、シンジケート・エンターテインメントがプロデュースし、10月にクランクインする。
クルーニーは、第2次世界大戦中のアメリカ兵を描いた作家ジョセフ・ヘラーの小説「キャッチ22」をドラマ化したミニシリーズで、監督・制作総指揮を務めた。クリストファー・アボット、カイル・チャンドラーが主演する本作は、クルーニーも脇役で出演しており、米Huluで配信中。