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◆2019/6/25更新
毒親&毒娘? 寺島しのぶ、足立梨花らが湊かなえの"ポイズンワールド"語る
“ポイズンワールド”に生きる女性たちの姿をあぶり出す
  人気作家・湊かなえ氏の短編集をドラマ化した「ポイズンドーター・ホーリーマザー」の完成披露試写会が6月25日にユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、寺島しのぶ足立梨花清原果耶中村ゆり倉科カナら各話の主演女優たちが勢ぞろいした。この日は吉田康弘監督、滝本憲吾監督、そして原作者の湊かなえ氏も来場した。

  本ドラマは、激しい情念や苦悩、罪にあふれた"ポイズンワールド"に生きる女性たちの姿をあぶり出し、第155回直木賞候補作となった同名の短編集を映像化。娘を思うようにコントロールしてきた毒親を演じた寺島は「毒親、毒娘という言葉が流行っていると聞いて、面白いなと思いました」と切り出すと、「久しぶりに台本を読んで、これはできるのかなと思いました。どっちが悪いとか、結論の出る物語ではないので、どうやってやればいいのか。手探りのままスタートしました」と告白する。

  さらに「でも、吉田監督、滝本監督は井筒和幸監督も愛弟子ということで、二人と仕事をするのが楽しみでした。娘と母とどちらに偏ってもいけないので、現場では、わたしたちの芝居を見ながら、スタッフみんながこうじゃないか、ああじゃないかとディスカッションをして。全員野球で作りあげました。ダークな話ですが、和気あいあいとした現場でした」と寺島が続けると、中村も「個人的には女優をやり始めたのが井筒監督の現場で。何もできない時に頑張れと言ってくれたのが、吉田監督、滝本監督だったんです。この二人と仕事ができるというのが本当にうれしくて。見事な監督っぷりでした」と感無量の表情を見せた。

  一方、寺島演じる母に抑圧されながら生きてきた女優・弓香を演じた足立は、観客を前に「皆さんに、『弓香嫌い』と思われないか心配です」と笑っていたが、寺島はそんな足立のことを取材などで大絶賛していたという。「佇まいが毒娘っぽくて。彼女自身もわたしを毒親だと感じてくれたらいいなと思っていたんです。わたしがけっこうエグいことを言うんで、あまり可哀想だと思われ過ぎちゃうとバランスが悪くなりますからね」という寺島流の絶賛コメントに足立も、「これは喜んでいいんですよね。ありがとうございます」と笑顔を見せた。

  そしてイベント途中に登壇した原作者の湊氏は「本当に豪華だなという言葉につきます。しあわせな映像化となったなと思っています」としみじみ語ると、「女性なら登場人物の誰に寄り添うこともできますし、男性なら身近にいる女性を思い浮かべるはずなので。自分の世界の延長で楽しんでいただけたらなと思います」と会場に呼びかけた。

  連続ドラマW「ポイズンドーター・ホーリーマザー」は7月6日夜10時よりWOWOWプライムにて放送(全6話 ※第1話無料放送)

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