「キリング・イヴ」が英国アカデミーテレビ賞3冠!
2019年5月15日 14:30
[映画.com ニュース] BBCアメリカ制作のスパイドラマ「キリング・イヴ Killing Eve」が、英国アカデミーテレビ賞(British Academy Television Awards)で最多3冠に輝いた。
同賞は、イギリスのドラマを対象にした英国アカデミー(BAFTA)主催のテレビ賞。「キリング・イヴ Killing Eve」はドラマシリーズ賞のほか、ジョディ・カマーが主演女優賞、フィオナ・ショーが助演女優賞を受賞した。同作は、イギリスの小説家ルーク・ジェニングスによる「ヴィラネル」シリーズを原作にしたスパイドラマ。イギリスの諜報機関(MI6)の冴えない女性エージェントのイヴ(サンドラ・オー)と美しき暗殺者ヴィラネル(カマー)が、攻防を繰り広げるうちに惹かれ合っていくというストーリーで、「Fleabag フリーバッグ」で主演・脚本・製作総指揮を務めたフィービー・ウォーラー=ブリッジが、企画・製作総指揮を務めている。主演女優賞にはカマーとともにサンドラ・オーが揃ってノミネートされていたが、カマーが受賞する結果となった。
一方、ヒュー・グラントがドラマ初主演を果たしたことで話題の「英国スキャンダル セックスと陰謀のソープ事件」は、ミニシーズ賞と助演男優賞(ベン・ウィショー)の2冠。ベネディクト・カンバーバッチが「パトリック・メルローズ」で主演男優賞を受賞している。
主な受賞結果は以下の通り。
ドラマシリーズ賞
「キリング・イヴ Killing Eve」
主演男優賞
ベネディクト・カンバーバッチ(「パトリック・メルローズ」)
主演女優賞
ジョディ・カマー(「キリング・イヴ Killing Eve」)
助演男優賞
ベン・ウィショー(「英国スキャンダル セックスと陰謀のソープ事件」)
助演女優賞
フィオナ・ショウ(「キリング・イヴ Killing Eve」)
ミニシリーズ賞
「英国スキャンダル セックスと陰謀のソープ事件」
国際番組賞
「キング・オブ・メディア」