5度目の共演・松坂桃李&木村文乃が過ごす“転機の夜” 「居眠り磐音」場面写真披露
2019年4月12日 07:00
[映画.com ニュース]“時代劇史上最も優しく強い主人公”を描いた映画「居眠り磐音」の場面写真が、このほど披露された。5度目の共演となる松坂桃李と木村文乃が、ある夜に優しく寄り添い、信頼を深めていく重要なシーンを切り取っている。
シリーズ累計発行部数2000万部を突破した作家・佐伯泰英氏の人気時代小説を、「超高速!参勤交代」「空飛ぶタイヤ」などの本木克英監督が映画化。江戸で浪人暮らしを送りながら、昼間はうなぎ屋、夜は両替屋の用心棒として働く“優しすぎる浪人”坂崎磐音(松坂)が、時に下町の人々と温かく交流し、時に悪を颯爽と斬る姿を描く。
場面写真は、用心棒を務める磐音が今津屋を守るため刺客と戦い、そこで負った傷をおこん(木村)が手当てするシーン。磐音はひた隠しにしていた自身の“悲しい過去”について、ポツポツと打ち明け始める。彼女を心から信頼しているからだ。壮絶な出来事、そして故郷に残してきた許嫁・奈緒(芳根京子)の存在……。おこんは「それではあまりに奈緒様がおかわいそうです」と涙を流し、彼を思うからこそ、自身の気持ちを抑え陰ながら支えることを決意する。
もう1枚は、今津屋の屋敷で2人が仲睦まじく向き合う場面。磐音の穏やかな表情は、おこんへの感情がにじみ出ている。「居眠り磐音」は、ほか柄本佑、杉野遥亮、西村まさ彦、中村梅雀、柄本明らが共演。5月17日から全国で公開される。