漫画家・小畑健の画業30周年記念展覧会が開催 描き下ろしキービジュアル公開
2019年4月12日 15:00
[映画.com ニュース]「ヒカルの碁」「DEATH NOTE」「バクマン。」などで知られる漫画家・小畑健氏の画業30周年を記念する展覧会のタイトルが「画業30周年記念 小畑健展 NEVER COMPLETE」に決まり、小畑氏が描き下ろしたキービジュアルが公開された。
1989年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載デビューを果たして以来、これまでにさまざまな原作者とタッグを組み、作画に専念しながら多数の人気漫画を手がけてきた小畑氏。本展は、1万5000枚を超えるアーカイブの中から厳選した約500点の原画や資料を展示予定で、漫画家、イラストレーター、キャラクターデザイナーなど多彩な活動を続ける小畑氏の30年間の軌跡を振り返る。タイトルの「NEVER COMPLETE」には、「目指したい表現はまだまだ先にある――」という小畑氏の思いが込められている。
会場は、「Manga」「Illustration」「Never Complete」の3つで構成される。第1ゾーン「Manga」は代表作「ヒカルの碁」「DEATH NOTE」「バクマン。」の名場面や作画技術が際立つシーンの原稿を展示し、第2ゾーン「Illustration」は、漫画の扉ページ、単行本カバー、他作品とのコラボレーションイラストなどカラー作品を紹介。第3ゾーン「Never Complete」は、最新作「プラチナエンド」の展示などを通して、小畑氏の“今と未来”に迫る。
「画業30周年記念 小畑健展 NEVER COMPLETE」は、7月13日~8月12日に東京・アーツ千代田3331で開催。前売り券はローソンチケットで4月13日正午~7月12日に発売予定で、開幕初日の7月13日のみ日付指定制(13日は初日限定券のみ入場可能)。通常チケットは、一般・学生が1300円(当日料金:1500円)、中学・高校生が600円(当日料金:800円)、小学生が400円(当日料金:600円)。