「シャザム!」続編準備がスタート
2019年4月9日 14:00
[映画.com ニュース] DC映画の最新作「シャザム!」が興行収入5350万ドルで全米No.1デビューを飾ったことを受け、続編の準備が正式にスタートした。米The Wrapが報じている。
同作を製作したワーナー・ブラザース傘下のニューラインは、同作の脚本を担当したヘンリー・ゲイデンに続編の執筆を依頼。メガホンをとったデビッド・F・サンドバーグ監督、プロデューサーのピーター・サフランもそろって続投するものと見られている。
「シャザム!」は、謎の魔術師から大人のスーパーヒーローになる力を与えれた少年ビリーの悪ノリと成長を描くスーパーヒーロー映画で、コミカルで明るい作風が受けて、観客の満足度を示す格付けレポート「CinemaScore」でAを獲得。米批評家サイト「Rotten Tomatoes」でも92%の高評価を得ている。
本作では、ザカリー・リーバイ扮するシャザムがマーク・ストロング演じるDr.シヴァナと対決が描かれるが、エンドクレジットに登場する謎のヴィランが続編には関わってくるものとみられる。また、ニューラインは「シャザム!」の宿敵ブラック・アダムを主人公にした単独映画をドウェイン・ジョンソン主演で企画中であることから、いずれ2人が対決することになりそうだ。
なお、「シャザム!」の脚本を担当したゲイデンは、フィル・ロードとクリス・ミラーの監督コンビが手がけるSF映画「ラスト・ヒューマン(原題)」も執筆中。AIが支配する未来社会を舞台に、3体のロボットが人間の子どもを発見するというストーリー。リー・ベーコンの同名小説が原作だ。