「居眠り磐音」ピエール瀧容疑者の代役は奥田瑛二

［映画.com ニュース］　映画「居眠り磐音」を配給する松竹は3月29日、宍戸文六役として出演するピエール瀧容疑者が麻薬取締法違反の容疑で逮捕されたことを受け、代役として日本映画界を代表する俳優の奥田瑛二が出演することを発表した。

松竹は3月14日、再撮影を敢行し当初の予定通り5月17日に全国公開することを明かしていた。同社宣伝部は、「公開を楽しみにしてくださっている皆様に、ご満足いただける作品をお届けするべく、スタッフ一同取り組んでまいります。引き続きのご支援・ご鞭撻をお願い申し上げます」とコメントを寄せている。

同作は、人気俳優・松坂桃李の主演最新作。シリーズ51巻の累計発行部数が2000万部突破した佐伯泰英氏の時代小説を、「超高速！参勤交代」「空飛ぶタイヤ」などの本木克英監督が映画化するもの。江戸で浪人暮らしを送りながら、昼間はうなぎ屋、夜は両替屋の用心棒として働く主人公・磐音が、時に下町の人々とあたたかく交流し、時に悪を颯爽と斬る姿を描く。