ジュリア・ロバーツ主演サスペンス映画「愛がこわれるとき」がリブート
2019年3月17日 18:00
[映画.com ニュース] 米フォックス・サーチライトが、1990年のサスペンス映画「愛がこわれるとき」のリブートを準備していることが明らかになったと、米Deadlineが報じている。
同作はナンシー・プライスの1987年の「Sleeping With The Enemy」の映画化で、暴力的な夫から逃れるため、ヒロインが溺死を装って人生のやり直しを図ろうとするサスペンス映画。主人公を「プリティ・ウーマン」でブレイクしたばかりのジュリア・ロバーツが演じていたこともあり、製作費2000万ドルながら、全米興行収入1億7500万ドルの大ヒットとなった。
リブート版の製作を手がけるのは、「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」のプロデューサーで、米フォックス・サーチライトとの契約を更新したばかりのダミアン・ジョーンズ。監督には、リリー・ジェームズとテッサ・トンプソン共演の「リトル・ウッズ(原題)」で長編映画デビューを飾ったニア・ダコスタ監督が決まっているという。それ以外の詳細は不明だ。
フォックス・サーチライトは、20世紀フォックスのアート系映画の製作・配給部門として94年に設立され、「スラムドッグ$ミリオネア」「それでも夜は明ける」「バードマン あるいは(無知がもらたす予期せぬ奇跡)」「シェイプ・オブ・ウォーター」などのアカデミー賞作品を多く送り出している。最新作は、第91回アカデミー賞主演女優賞(オリビア・コールマン)に輝いた「女王陛下のお気に入り」。