中条あやみ、二段階サプライズ誕生日に感激しきり「この場しのぎをどうしようかと」
2019年2月2日 14:00
[映画.com ニュース] 「三代目J Soul Brothers」の登坂広臣と女優の中条あやみが2月2日、ダブル主演映画「雪の華」の公開記念舞台挨拶を東京・丸の内ピカデリー1で行った。
昨年2月にフィンランドでクランクイン。登坂は「この1年、いろんな活動をしながらもずっと自分の心の中に残っていた作品。その思いが皆さんのもとへ届けられたと思うと安心しました」、中条も「今日までずっと温めてきた映画。公開で寂しい気持ちもあるけれど、見ていただいていろんな気持ちになって勇気をもらって、たくさんの人に影響を与える作品になればうれしい」と語った。
フィンランドでは、登坂が中条を探して大雪の中を走り続けるシーンがあり「大変の一言に尽きます。倒れた大木を乗り越えて奥に走っていくところでは、カットがかからないからずっと走っていたら、スタッフが追いかけてきてくれた。足がパンパンになった」と苦笑い。中条が「監督の声が小さいせいですね」とツッコむと、橋本光二郎監督は「すいませんでした」と平謝りだ。
それぞれが演じたキャラクターとの共通点を聞かれると、中条は「ピュアで優しい心を持った女の子。登坂さんが『天真らん慢ところがあやみちゃんみたい』と言ってくれたので、喜怒哀楽がはっきりしているところかな」と説明。だが、同じ質問に登坂は無言のままステージを下りて退場してしまった。
中条が「えっ、何?」と焦り、心配そうな表情を浮かべたが、登坂は「雪の華」をイメージした花束を持って再登場。実は今月4日に22歳の誕生日を迎える中条へのサプライズで、「役者っぷりを発揮しちゃったかな」と得意げ。中条は「え~、優しい~。体調が悪くなって出て行っちゃったと思って、この場しのぎをどうしようかと思っていた」と照れながら明かした。
さらに、音楽を手掛けた葉加瀬太郎から「ハッピー・バースデー」の演奏映像が届き、「すごく豪華でビックリ。一生忘れられない誕生日になりました」と感激しきり。登坂も、葉加瀬の音楽について「新たな命を注ぎ込んでくれて、僕たちの物語がより大きなものになった。感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。