劇団EXILE・鈴木伸之主演のボクシング映画「時々もみじ色」今春公開が決定

［映画.com ニュース］劇団EXILEの鈴木伸之が主演し、福岡県遠賀郡の芦屋町でオールロケを実施した映画「時々もみじ色」が、今春に劇場公開されることがわかった。ボクシングを題材にした青春映画で、主題歌はBENIの書き下ろし楽曲が使用される。

日々ケンカに明け暮れていた高校生の大和（鈴木）は、安田という男との偶然の出会いからボクシングを始め、全国レベルにまで成長する。高校3年の秋、安田に「大学で一緒に夢を見ないか」と誘われ、推薦を受けることにするも、推薦先の大学の顧問は、以前大和がぶっ飛ばした相手だった。

映画「東京喰種　トーキョーグール」やドラマ「あなたのことはそれほど」などで輝きを放ち、人気を博す鈴木が主人公・大和に扮する。モロ師岡が安田役を担うほか、「仮面ライダーエグゼイド」の松田るか、「半分、青い。」などの安井順平、「イタズラなKiss THE MOVIE ハイスクール編」などの麻木玲那らが共演し、新木優子初主演映画「風のたより」の向井宗敏が監督、三谷伸太朗が脚本を手がけている。

「芦屋町で映画を作りたい」と願っていた同町役場の面々と、写真家としても活躍する向井監督が意気投合し、今作の企画がスタート。芦屋町でのオールロケを経て、今年春ごろに完成披露試写会が開催され、5月以降に劇場公開される予定だ。