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◆2019/1/29更新
2018年の年間興収、2年連続微減も「健闘」歴代3位の2225億円
邦画の興収1位は「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」
  日本映画製作者連盟(映連)の新年記者発表が1月29日、都内のホテルで行われた。

  2018年の年間興行収入は2225億1100万円で、前年比97.3%。00年の興収発表以降最高だった16年から2年連続の微減となったが、歴代3位に踏みとどまった。岡田裕介会長は、「健闘した1年と言える。好調をキープしたと判断していい。閑散期といわれる時期も、映画ファンがついてきてくれた」と講評した。

  邦画の興収1位は「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」の93億円で、実写としては03年「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」以来の90億円超え。「名探偵コナン ゼロの執行人」も6年連続で興収記録を更新し、91億8000万円の大台に乗せた。以下、「映画ドラえもん のび太の宝島」(53億7000万円)、「万引き家族」(45億5000万円、公開中)、「銀魂2 掟は破るためにこそある」(37億円)と続く。

  昨年の象徴的なヒットとなったのが「カメラを止めるな!」で、6月にわずか2スクリーンでの公開ながら、SNSを中心に拡散し300スクリーン以上に拡大。この日までに31億2000万円、観客動員224万3000人に達した。東宝の島谷能成社長は、「SNSが作品と観客をつなぐ重要なメディアであることを証明してくれた。今後、宣伝の作戦の中でどう使うかが重要になってくる」と評した。

  洋画は、現在も客足が衰えない「ボヘミアン・ラプソディ」が104億6000万円で、最終的には120億円を狙える断トツのメガヒット。以下、「ジュラシック・ワールド/炎の王国」(80億7000万円)、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」(75億1000万円)、「グレイテスト・ショーマン」(52億2000万円)、「リメンバー・ミー」(50億円)が続いた。

  一方、年間の観客動員は1億6921万人で、前年比97.0%とこちらも微減。4DやIMAXなどの料金の高い上映フォーマットに人気で興収を押し上げた半面、約527万人の減少という現実があり、かねて目標に掲げる年間2億人の達成に向け課題を残した。

  年間の公開本数は1192本で、前年比5本増となり6年連続で1000本超えとなった。邦洋の対比は613本対579本だった。全国のスクリーン数は3561で、こちらも6年連続の増加。うちデジタル上映設備を備えている劇場は98.1%に上った。

  また、Netflixなどの配信事業が世界各国で急伸し、第91回アカデミー賞でも「ROMA ローマ」が最多タイの10部門でノミネートを果たした。今後の影響について岡田会長は、「敵視するつもりはなく、映像としては同じだから共存できればいい。日本は配給会社が劇場も運営する特殊なマーケットだから、世界情勢を見ながらということになると思う」と推測した。

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