真野恵里菜、芝居に熱が入る“加減を知らない男”横浜流星の仰天エピソード暴露!
2018年12月8日 08:00
[映画.com ニュース] 真野恵里菜が主演を務めた青春群像劇「青の帰り道」が12月7日、全国12館で封切られた。東京・新宿バルト9では、真野をはじめ、森永悠希、戸塚純貴、秋月三佳、冨田佳輔、メガホンをとった藤井道人監督が舞台挨拶に立った。
群馬県前橋市と東京を舞台に、高校卒業を控えた7人の若者たちの物語を紡ぐ。卒業後、それぞれの道へと歩き出した7人。やがて3年の月日が経ち、夢に挫折する者、希望を見失う者、予期せぬことに苦しむ者、それぞれの人生模様が繰り広げられる。
2016年8月に前橋市でロケが行われたが、出演者・高畑裕太の逮捕を受け撮影中止となっていた今作。17年夏の再撮影を経て完成し、11月に行われた完成披露試写会で涙を見せていた真野は「皆さんに見てもらって、この作品がもっともっと羽ばたいていってくれれば」と晴れやかな笑顔を浮かべる。しかし、撮影を振り返り感極まったのか、目を潤ませながら「この経験を通して、作品を作ることの大変さを改めて痛感しました。私たちはやり切ったと思います」と胸を張った。藤井監督は「映画が1本完成することは奇跡だと感じましたし、この作品で僕の映画の作り方が変わりました」と思い入れの深さを明かした。
撮影の裏話について、若くして父親になるコウタを演じた戸塚は「(遊ぶシーンで)子どもは加減を知らないから、本当はけっこう痛かったんだよ」と訴えると、真野は「加減を知らないのは横浜流星! 激しい言い合いをするシーンで、私の手を本気で振り払ってきたから、小道具が吹っ飛んで。その後に腕を引っ張られるんですけど、赤くなっちゃって」と、来場がかなわなかった横浜のエピソードを暴露。さらに冨田が「俺も流星に頭をたたかれる場面を20回くらいやって、撮影が終わった後は痛くなっちゃって」とのっかり、登壇陣は顔を見合わせながら、懐かしそうに思い出話に花を咲かせていた。