「恐怖の報酬」監督が日本のファンへ電撃メッセージ!「キャリアの最高傑作」
2018年11月20日 08:00
[映画.com ニュース] 「エクソシスト」などで知られる巨匠ウィリアム・フリードキン監督が、1977年に手がけた名作を自ら復活させた「恐怖の報酬 オリジナル完全版」について語るメッセージ映像が公開された。
「恐怖の報酬 オリジナル完全版」は、南米奥地で発生した大火災を消火するため、1万ドルの報酬と引き換えに、一触即発の消火用ニトログリセリン運搬を引き受けた4人の男たちの命運を描く。1978年に日本公開された当時は、フリードキン監督に無断で約30分カットされた短縮版だったが、今回はフリードキン監督自ら監修した4Kデジタル・リマスター、上映時間約121分のオリジナル完全版として日本初公開される。
米ロサンゼルスの自宅で日本のファンへ向けたメッセージ映像を撮影したフリードキン監督は、本作について「キャリアの最高傑作だと信じています。最も誇りに思う作品」と断言。続けて、「これまで日本の映画監督から多大な影響を受けてきました。小津安二郎や黒澤明をはじめ、新藤兼人たちです。だからこそ、私の最も愛する作品が今回日本で上映されるのをとても光栄に思っています」と日本公開に対する感謝と喜びを明かす。
爆発シーンなど迫力ある本編については「スクリーン上のできごとはすべて本物です。CGじゃありません」とアピールし、「今の映画作りとは違う作品ですが、最も愛する作品」と再度熱い思いを伝えた。
「恐怖の報酬 オリジナル完全版」は、11月24日から全国順次公開。
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