吉田凜音と久間田琳加、ビンタの練習方法は?「ヌヌ子の聖★戦」全国で封切り
2018年11月17日 13:00
[映画.com ニュース] 「神様のカルテ」「サクラダリセット」などの監督として知られる深川栄洋が初めてプロデュースを手がけた青春映画「ヌヌ子の聖★戦 HARAJUKU STORY」が11月16日、全国14スクリーンで封切られた。同日、東京・ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で初日舞台挨拶が行われ、ダブル主演の吉田凜音と久間田琳加、共演する中山咲月、内田珠鈴、横田真悠、西岡徳馬、進藤丈広監督が登壇した。
双子コーデタレント「ヌヌ子」として活動し、原宿の若者に人気を博す田原葵(吉田)と三好里奈(久間田)が、さまざまな壁にぶち当たりながら、夢と現実のギャップに“戦い”を挑む姿を描く。
吉田と久間田はプライベートでも親交があり、「吉田凜音と久間田琳加そのままに、(演じる)里奈と葵をプラスした」(吉田)、「監督を交えてリハーサルはもちろん、私たちだけで練習を重ねたよね」(久間田)と壇上でも息はピッタリ。それだけに、劇中のケンカシーンについては、二人そろって「大変でした」と振り返り、「すべてが初めての感情だった」(吉田)、「ケンカとか本当にしたことないから」(久間田)と苦労を明かした。
互いをビンタするシーンで、二人の“練習台”になったという進藤監督は「久間田さんが僕をビンタする映像がメイキングに残っているので、いつか(特典映像などで)お出しできれば」。舞台挨拶では吉田が「ニュースになるやつじゃん」と戸惑いながら、進藤監督の頬を生ビンタし、会場を盛り上げた。
そんなティーンらしい弾けたノリを目の当たりにし、ベテラン俳優の西岡は「この二人は面白くて、見ていて飽きないんですよ。一家に1台欲しいくらい」と目を細め、「二人は演技していたんですか?(笑) それくらい自然だった」と吉田と久間田を称賛した。中山がバンドのボーカル役で初歌唱に挑んだり、内田と横田が初の演技を披露したりと“初”づくしの本作。進藤監督にとっては長編映画デビュー作で「こうして初日を迎えられて光栄。魅力的なキャラクターを楽しんでもらえれば」とアピールしていた。