カリフォルニア山火事の影響でハリウッド映画のイベントが中止に
2018年11月16日 11:00
[映画.com ニュース]米カリフォルニア州で猛威をふるっている大規模な山火事の影響を受けて、ハリウッド映画のプレミアやパーティーが相次いで中止されている。
現在、米ロサンゼルスでは映画祭のAFIフェストが開催中だが、米ストリーミング大手のNetflixはコーエン兄弟の西部劇「The Ballad of Buster Scruggs」と、サンドラ・ブロック主演映画「バード・ボックス(原題)」のプレミアイベントの中止を決定。20世紀フォックスは「それでも夜は明ける」のスティーブ・マックイーン監督の最新作「Widows(原題)」、アンナプルナもニコール・キッドマン主演「デストロイヤー(原題)」のプレミアを相次いで中止にしている。さらに、パラマウントもマーク・ウォールバーグ主演のファミリーコメディ「インスタント・ファミリー(原題)」のワールドプレミアを中止した。
現在、カリフォルニア州では複数の山火事による被害が拡大しており、とくに南部のベンチュラ郡に端を発した山火事「ウールジー」(Woolsey FIre)」は高級住宅地のマリブやカラバサスに迫っていることから、多くの住民が避難生活を余儀なくされている。
ゴールデングローブ賞を主催するハリウッド外国人協会も、11月14日に予定していたゴールデングローブ賞のキックオフパーティーの中止を決定した。例年であれば、この時期には賞レースのはじまりを記念したさまざまなパーティーが行われるのが常だが、ロサンゼルスに暮らす人々が苦境に立たされている今、自粛ムードが広がりつつあるようだ。
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