「赤い雪」永瀬正敏＆菜葉菜が対峙する予告完成　眞島秀和、イモトアヤコらの出演も発表

(C)2019「赤い雪」製作委員会

［映画.com ニュース］　永瀬正敏と菜葉菜がダブル主演を飾るサスペンス映画「赤い雪 Red Snow」の予告編がこのほど公開された。あわせて眞島秀和、イモトアヤコら個性豊かなキャスト陣が出演していることもわかった。

小さな村で起きた少年失踪事件を軸に、被害者の兄・白川一希（永瀬）と容疑者の娘・江藤小百合（菜葉菜）の記憶をめぐる物語を紡ぐ。井浦新が事件を追う記者・木立、夏川結衣が容疑者の早奈江、佐藤浩市が早奈江の内縁の夫・宅間隆を演じ、新鋭・甲斐さやか監督が長編初メガホンをとる。

「そらのレストラン」の公開が控える眞島と「娚（おとこ）の一生」の紺野千春が失踪した少年の両親に扮する。さらに、ドラマ「家売るオンナ」「下町ロケット」などで女優として活動の幅を広げているイモトと、Netflixのドラマ「火花」で主要キャストに抜てきされたお笑いコンビ「井下好井」の好井まさおが、小百合が働く旅館の同僚役で出演。吉澤健が元刑事・上原、坂本長利が木地師（木から日用品を作る職人）・常山に扮し、脇を固める。

予告編の冒頭には、降りしきる雪のなか、必死に走る少年の荒い息遣いを背景に、不気味なアパートの前で立ち止まる様子を活写。続いて30年の時を経て再会した一希と小百合の姿が写し出され、「覚えてるんだろう君は！」という一希の絶叫、小百合の高笑いが響き渡る。過去と現在が交錯し、不穏な場面が連続する映像が完成した。

「赤い雪 Red Snow」は、19年2月1日から東京・テアトル新宿ほか全国で順次公開。