「男と女」「ある愛の詩」仏作曲家フランシス・レイ氏死去
2018年11月8日 19:35
[映画.com ニュース] クロード・ルルーシュ監督のカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作「男と女」(1966)のメインテーマなど、数々の映画音楽を手掛けたフランスの作曲家フランシス・レイ氏が11月8日(現地時間)、死去したと仏メディアが報じた。86歳だった。
1932年フランス南東部ニース生まれ。アコーディオン弾きからキャリアをスタートし、「男と女」で始めて映画音楽を手がけ大ヒット。その後もルルーシュ監督の「パリのめぐり逢い」(67)、「白い恋人たち」(68)などで音楽を担当。米映画「ある愛の詩」(70)ではアカデミー作曲賞を受賞している。
なお、「男と女」製作時にレイ氏をルルーシュ監督に紹介し、劇中歌を担当、歌唱しているピエール・バルー氏は2016年に死去している。