怪獣王ゴジラの幼少期「ちびゴジラ」絵本用PR映像でアニメ化

2018年11月4日 06:00


「ちびゴジラ」初のアニメ化
「ちびゴジラ」初のアニメ化

[映画.com ニュース] 絵本「がんばれ ちびゴジラ」の発売を記念して、YouTubeの「ゴジラ(東宝特撮)チャンネル」内で、「ちびゴジラ」初のアニメ化となるプロモーション映像公開された。

「ちびゴジラ」は、東宝特撮映画を代表する怪獣王「ゴジラ」の幼少期をキャラクター化したもので、いたずら好きだが、本当は泣き虫という設定。交通系ICカード「Suica」のペンギンや、千葉県公認キャラクター「チーバくん」などのデザインで知られる、イラストレーターのさかざきちはる氏によって生み出された。今年7月にプロジェクト始動が発表され、9月からは“新宿観光特使”として、東京・西新宿のオフィスビル・新宿住友ビルの壁面に巨大ラッピングが施されている。

プロモーション映像は、アニメパートと絵本「がんばれ ちびゴジラ」の朗読パートの2部構成。アニメパートでは、小石につまずいたちびゴジラが、涙を流しながら炎を吐き出す様子が描かれており、アニメーション制作は、テレビアニメ「はねバド!」を手がけたライデンフィルムの京都スタジオが担当した。一方の朗読パートでは、ちびゴジラが全力で吐いた炎が花火になり、仲間のちびギドラとちびラドンを喜ばせるというストーリーが展開する。

映像を見たさかざきちはる氏は「ちびゴジラが、いきいきと動きだしました。頭のなかで想像していた以上にかわいかったです。まるで本当に生きているみたい! 『きょうのちびゴジラ』というようなチャンネルがあったら、一日中でも眺めていたいです」とさらなる展開への期待を語った。

同映像は、ちびゴジラの着ぐるみがお披露目された「ゴジラ・フェス2018」や、11月5日まで東京・小田急百貨店新宿店で開催され、絵本の読み聞かせイベントが行われる「小田急ショートショートシアター」でも上映される。そのほか、この年末からは全国のTOHOシネマズで、ちびゴジラが登場するキッズムービー用幕間アニメの上映がスタートする。

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