実在の少女ジャーナリストをモデルに描く新ドラマ、父親役にジム・スタージェス
2018年10月27日 07:00
[映画.com ニュース] 米アップルの新ドラマに、ジム・スタージェス(「ハード・サン 滅亡の機密ファイル」「クラウド アトラス」)が出演することがわかった。
タイトル未定の本作は、「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」で注目を集めた8歳の子役ブルックリン・プリンスが主演、「クレイジー・リッチ!」のジョン・M・チュウが監督、制作総指揮を務める。
米Deadlineによれば、本作は作家・ジャーナリストとして知られる11歳の少女ヒルデ・リジアックにヒントを得た作品。リジアックは2016年、9歳のときに、地元ペンシルベニア州セリンズグローブで起こった殺人事件を、自ら立ち上げた新聞「オレンジ・ストリート・ニュース」で克明にレポートした。リジアックのFacebookには、年齢に相応しくないと批判コメントが殺到したが、リジアックは冷静な対応をみせ、これが米ワシントン・ポスト紙など多くのメディアで報じられた。
アップルのドラマは、父の故郷である田舎町に移り住んだ少女が、町の住民と父がひた隠しにしてきたある未解決事件の真相を探っていく、ミステリー&家族ドラマになる。主人公の少女をプリンスが演じ、スタージェスはその父親役として出演する。すでにシリーズ化が決定しており、10話構成で制作される。