「ディア・ハンター」製作40周年記念! 4Kデジタル修復版、12月14日公開決定

2018年10月18日 18:36


“ロシアン・ルーレット”をデザインしたビジュアル
“ロシアン・ルーレット”をデザインしたビジュアル

[映画.com ニュース] マイケル・チミノ監督作「ディア・ハンター」(1978)が、製作40周年を記念し、12月14日から4Kデジタル修復版として全国公開されることがわかった。

ベトナム戦争で心身ともに深い傷を負った男3人の苦悩と友情を描いた本作は、第51回アカデミー賞で5冠(作品賞、監督賞、助演男優賞、音響賞、編集賞)を獲得。そのほか主要な映画賞を多数受賞し、「アメリカ国立フィルム登録簿(National Film Registry)」に永久保存される1本として選出されている不朽の名作だ。主演のロバート・デ・ニーロをはじめ、アカデミー賞助演男優賞に輝いたクリストファー・ウォーケン、本作が遺作となったジョン・カザール、当時デビュー間もないメリル・ストリープが出演している。

盛大な結婚式や山での鹿狩りなど、アメリカの田舎町での平穏な日常が描かれる前半に対して、後半は一転、ベトナム戦争での過酷な体験や、帰還兵たちのその後の人生を描出。また戦闘シーンをほぼ出さず、作品を象徴する“ロシアン・ルーレット”を通じて戦争の悲惨さを表現している。4Kデジタル修復版公開用に制作された日本版メインビジュアルは、この“ロシアン・ルーレット”にフォーカスを当て、デ・ニーロがこめかみに銃を当てている様子が切り取られている。

「ディア・ハンター 4Kデジタル修復版」は、12月14日から東京・ 角川シネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国公開。

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ベトナム戦争で心身に深い傷を負った男たちの苦悩と友情、そして戦争の狂気を描き、第51回アカデミー賞で作品賞、監督賞、助演男優賞など5部門を制した戦争ドラマ。

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