ジェームズ・ガン「スーサイド・スクワッド2」脚本担当 監督の可能性も
2018年10月11日 17:00
[映画.com ニュース] 過去の不適切なツイートを理由に「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3(仮題)」から解雇されたジェームズ・ガン監督が、米ワーナー・ブラザース製作の「スーサイド・スクワッド2(仮題)」の脚本を担当することになったと、米Deadlineが報じている。また、ガン監督はメガホンをとることも期待されており、実現すればディズニー/マーベルからライバルのワーナー/DCに完全移籍することになる。
「スーサイド・スクワッド2(仮題)」は当初、「ザ・コンサルタント」のギャビン・オコナー監督が手がけることになっていたが、現在は同社が製作するベン・アフレック主演ドラマ「トーランス(原題)」に専念しているという。そんななか、ワーナーは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3(仮題)」離脱をめぐるディズニーとの交渉が終了するのを待って、ガン監督にアプローチしたという。
かつてTwitterを通じて小児愛などをジョークにしていたガン監督だが、皮肉の効いた低予算映画を得意とするトロマ・エンタテインメント出身のクリエイターということもあり、意図的に挑発するようなツイートを展開していたと、ハリウッドの多くの有力者たちはみなしている。また、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が世界累計興行収入7億7300万ドル、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」は世界興収8億6300万ドルというヒットメーカーであることから、ワーナーに迷いはなかった。この知らせを聞いて、同シリーズでドラックス役を演じるデイブ・バウティスタは、自らのTwitterで早くも出演志願をしている。
なお、ガン監督が抜けた「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3(仮題)」の後任監督はまだ決まっていない。