大谷亮平「恋するシロクマ」で声優初挑戦 まさかのシャチ役「最初で最後になると思う(笑)」

2018年8月2日 18:00


声優に初挑戦した大谷亮平
声優に初挑戦した大谷亮平

[映画.com ニュース]ショートアニメ「恋するシロクマ」で声優に初挑戦する俳優の大谷亮平が、8月2日、都内のスタジオで公開アフレコに臨んだ。

全国の劇場で予告編前に上映されている本作は、「月刊コミックジーン」(KADOKAWA刊)で連載中の同名漫画を原作に、白くて丸いアザラシ君(CV:花江夏樹)とオスのシロクマさん(CV:梅原裕一郎)の恋模様を描く。弱肉強食の自然界を舞台に、本来であれば捕食者と被捕食者となる動物同士、そして同性同士の純愛をほのぼのとしたタッチでつづる。

大谷は、新キャラクターのシャチ役を担当する。実際のアフレコは既に終えており、「アニメの絵に合わせて声をあてるのは初めての経験なので心配でしたが、スタッフの皆さんが優しく見守ってくださり、終始楽しくやり遂げることができました。貴重な仕事をさせていただき、充実していました」と達成感をにじませる。「動物を演じるのも初めてなので、経験がない分、このキャラクターが持っているシャチとしての特徴、漫画のなかで描かれているものを意識しながら、アドバイスもいただきながらやりました」と振り返った。

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2003年から韓国を拠点に活動していた“逆輸入俳優”として知られる大谷。アフレコは韓国関連の店が多い新大久保のスタジオで行ったため「これも縁ですね。行きつけのお店がここら辺にあるのですが、スタジオに入る前にそういった景色を見ながら、初めての経験をさせていただいた」と噛み締める。さらに「多分、シャチ役は最初で最後になると思うので(笑)」と続け、「感慨深い1日になりました」と喜びを述べた。

大谷演じるシャチは、アザラシ君とシロクマさんの恋をはげますペンギン、キャシーの恋人という役どころ。「シャチは過去に傷を負っている。自分が愛したペンギンが、別のシャチに食われたという過去がありまして。実際には(シャチがペンギンに恋をするのは)あり得ないことですが(笑)、そういう陰がある」と話し、「愛らしく、わかりづらいキャラクターです」と独自のキャラクター設定であることを説明した。

また声優初挑戦を経て「今後、声優に挑戦したい役」を問われると、「バレーボールがすごく好きなので。バレーボール作品は限られますが、リアルなものを出せるのではないかと思います」と意欲をのぞかせた。「恋するシロクマ」は、全国の映画館で上映中。

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